No.11 2008/3/5
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■□ 経営とITの知恵を探求する
□ ITウェイブのかわらばん 2008年3月5日 [No.11]
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○○さん、こんにちは。
ITウェイブ の宮下です。
先週から花粉症です。
私は自転車通勤なのですが、マスクを付けているとメガネが曇って、特に夜間は
困るんですね。視界が悪くなるので危険です。
今年はマスクの上端に息が漏れないようにスポンジを貼り付けたマスクが発売
されているようです。
早速試してみます。
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○● 目次
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1. IT経営塾[SaaSの動向]
2. 小耳の一言[予防医学]
3. 編集後記
■□IT経営塾--------
*SaaSの動向
SaaSとは何かについて前回書きましたが、今回はSaaSの動向です。
経済産業省が小規模企業(従業員数20人以下)を対象にして、SaaSを基盤とした
ITの普及を推進しています。
具体的には財務会計・税務申告の電子化を柱に、小規模企業におけるITユーザの
大幅な裾野拡大を図るもので、財務会計から税務申告まで一貫して処理できる
SaaSを構築し、50万社以上に普及させる、というものです。
開発費は全額国が負担して、主要なソフトウェアベンダーが既存アプリケーション
のSaaS化を進めています。
平成21年度に本格的に展開される予定です。
ランニングコストも1,000円/月からということなのですが、1,000円でどこまでの
機能が提供されるのか、詳細は判りません。
この計画の発端には小規模企業のIT化が進んでいない現状が有るわけです。
経済産業省が根拠とした小規模企業のIT普及率(アプリケーション普及率)を
列挙してみます。
電子メール M・S共に○(Webメール含む)
ホームページ M:10~20%、S:×
オフィス系 M:10~20%、S:×
給与計算 M:○、S:×
財務会計 M:50%、S:×
販売管理 M:50%、S:×
仕入在庫管理 M:×、S:×
※ Mは従業員が6~20人の企業、Sは5人以下の企業
※ ○は十分に普及、×は殆ど普及せず
オフィス系はもっと普及しているように感じますが、Sの中には個人商店なども
含まれているので、こんなものなのでしょうか。
何れにしても今後SaaSの普及が加速されることは間違いありません。
IT関連の調査会社ガートナーによると、2011年までにアプリケーションソフトの
1/4がSaaSになるということです。
しかし全てのアプリケーションがSaaSになるわけではありません。
パッケージソフトと同様に、財務管理・販売管理・グループウェアなど、
ある程度標準化された業務に対して提供されることになります。
ある程度のカスタマイズ(業務に合わせた変更)にも対応できるようになって
いますが、自社の業務プロセスに合致させることができるか、あるいは業務を
アプリケーションに合わせることが可能か否かの検証が必要なことは、新規開発や
パッケージ導入と同じことです。
ただ初期コストがあまり掛からないのと短期間で導入が可能ですので、万一
稼動後に問題が発覚して、他のSaaSアプリケーションに乗り換えることになった
場合でも、費用と時間のロスは比較的少なくて済みます。
新規開発であれば大きなダメージになってしまいますね。
それでも業務プロセスの変更が伴いますから、人件費や間接的なロスが発生します
ので、SaaSでも十分な検証が必要です。
次回は韓国でのSaaS事情を紹介します。
■□小耳の一言--------
*予防医学
現代の医療は西洋医学が中心でいわゆる治療医学です。
病気になったら直すわけですね。
これに対して東洋医学は予防医学が中心です。
東洋医学の最古の医書である「黄帝内経 素問」には
「養生のことをよく心得、四時陰陽に応じて暮らし、飲食に節度を持ち、
寝起きは規則正しく、無理な力を使わなければ、百歳の寿命をまっとうできる」
と記されているそうです。
医者の真の使命は、病人を治すのではなく病人にしないための生活を指導する
ことであるはずです。
少なくとも今の日本では、医者が予防医療を薦めても利益にならない。
それよりも病人に薬を出すほうがずっと儲かるんでしょうね。
財政破綻した夕張市の病院再建に取り組んでいる村上さんという医師がいます。
メディアでも何回か取り上げていますので、ご存知のかたもいると思います。
ご存知無い方はこちらをどうぞ。↓
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/4570
彼は、従来の医療体制では医療費が膨らむばかりであるとして、予防医療を徹底
させて医療費を抑える仕組みを作ろうとしています。
そして今まで病院に通っていた老人が予防医療で元気になれば、医療費が掛から
ないだけでなく、元気になって働くけることで地域の活性化にも繋がると考えて
いるのです。
これはとても素晴らしい構想ですので、是非成功させてもらいたいですね。
本来、国が主導で予防医学による医療体制の革新を推進すべきです。
そうすれば、医者不足や救急患者の受入拒否も起こらないのではと思うのですが。
医療だけでなく、今の社会は全てが「悪くなったら切り取る」のを好んでいるよう
です。
利害関係を含めて、本質的な問題を解決するには大変まエネルギーを必要とする
ような社会構造が、出来上がってしまっているんですね。
道路政策もそうです。
道路特定財源を廃止するか否かではなく、本当に必要な道路を見極めて、不要な
道路は作らなければ良いだけだと思うのですが。
構造的な問題を解決するには、改善では限界がありますね。
ぶち壊すしかないのかな・・・
■□編集後記--------
先週、関東では物凄い突風が吹き荒れ、砂埃で視界が悪くなった日がありました。
空が黄色になって1Km先が見えませんでした。
中国の黄砂が関東まで来るようになったのかと思ったのですが、そうでは
なかったようです。
ところが今週は本当に黄砂が中国からはるばる関東まで飛んできたんですね。
こんなグローバル化は御免ですね。
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最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
で は、ま た 次 号 も 是 非 読 ん で く だ さ い !
次号は3月20日発行の予定です。
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