No.16 2008/5/20
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■□ 経営とITの知恵を探求する
□ ITウェイブのかわらばん 2008年5月20日 [No.16]
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○○さん、こんにちは。
ITウェイブ の宮下です。
ミャンマーのサイクロンに続いて、中国四川省で大地震が発生しました。
奥地では道路も通信も途絶し、被害状況さえ判らない地域もあるようです。
映像で見るすさまじい状況に唖然とするばかりです。
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○● 目次
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1. ついで買い
2. Return to セカンドライフ
3. 編集後記
■□ついで買い--------
「ついで買い」の記事が目に付いたので取り上げてみました。
●4月30日の日経MJより
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=女性客のついで買い誘う=
北海道地盤の中堅ドラッグストア、サッポロドラッグストアーが新業態の
「コンビニ型ドラッグストア」の実験に乗り出した。165平方メートルの
売り場内で弁当や菓子類などのコンビニエンスストア商品と医療品、化粧品の
ドラッグストア商材を組み合わせて販売。ドラッグストアの主要顧客層である
OLや学生など女性客の需要深耕を狙う。
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●5月2日の日経MJより
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=小売店内に診療所誘致 併設店3倍に ついで買い誘う=
ウォルマート・ストアーズなど米小売りが、相次いで店内に簡易診療所を誘致
している。買い物のついでに風邪の治療やインフルエンザの予防接種などが
できるため、集客力の向上に役立つと判断した。
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”ついで買い”とは「目的地に出かけるついでに買い物をすること。」
だそうです。
ある物を買うついでに他のものも買うのもそうですね。
昔は”買う”ために出かけることが殆どだったのですが、現代では必ずしも
そうではなく、「何かのついでに買う」ことが多くなってきたのです。
特に日用品については、緊急でなければ、わざわざ買うために出かけることは
少なくなったようです。
ライフスタイルが昔とは変わってきたんですね。
ある統計によると、通勤・通学時間は10年前より短くなったのですが、その他の
移動時間は増加しているとのことです。
コンビニはそもそも「ついで買い」の宝庫ですね。
今ではATM、宅配便、料金支払い、カタログショッピング、チケット販売、
DPEなど、様々なサービスを提供しています。
郵便局やガソリンスタンドなど他の業態とと併設されているケースも多くなって
います。
多種多様なサービスを1店舗でかつ僅かなスタッフでこなすためには、
コンピュータとネットワーク、そして宅配企業などの他分野の企業との連携が
なければ不可能です。
ITの技術と柔軟なビジネスモデルによって可能となってきたと言えるでしょう。
今後はB2B(企業間取引)でも「ついで買い」が増えてくるのではないかと考えて
います。
アスクルなどはB2Bのコンビニと言えるのではないでしょうか。
オープン当初は事務用品が主でしたが、今ではOA機器、食料品(オフィス向け)、
工具、そして名刺や封筒の印刷サービスまで提供されています。
さらに最近は弁当配達、修理、宴会場などの検索サービスもあり、オフィスでの
様々な需要に対応しています。
私の仕事の関連で言えば、「ITコンサルの流れで財務の診断を行う」、
「システム構築と合わせて関連業務の人材育成も行う」などを新しいサービス
として考えていますが、これも”ついで買い”のビジネスかもしれません。
今までは別々に提供されていたサービスや商品を、コラボレーションによって
一緒に、あるいは繋げて提供することで、新たなビジネスになる可能性は有り
ますね。
ついでですが、”ついでに”は順序付けるという意味の”ついでる(序でる)”
からきているそうです。
■□Return to セカンドライフ--------
以前にこのメルマガでセカンドライフの話をしました。
定年後の人生では無いですよ。
ネット上の仮想世界の”セカンドライフ”です。
話題となっているセカンドライフがどういうものか、またどのような可能性が
あるか、ITに関係する人間として知っておかねば、ということで始めたの
ですが、その後セカンドライフは殆どアクセスしていませんでした。
ところが最近”セカンドライフ研究家”であるSさんと話をする機会があって、
最近のセカンドライフの状況を教えていただき、さらに「宮下さんも是非復帰
しなさい。」という進言をいただき久々にセカンドライフを訪れることになり
ました。
ちなみにSさんは60代半ばのかたで、セカンドライフでのビジネスの可能性を模索
されたり、シルバー世代にセカンドライフを普及させようと目論んでおられます。
精力的でかなり斬新な頭脳の持ち主です。
もう半年くらいセカンドライフ遠ざかっていたので、自分のアバター(仮身)の
名前を思い出すことからスタートです。
再開して最初に感じたのがPCの性能ですね。
これは最初の時もそうだったのですが、セカンドライフでは相当のグラフィック
性能が要求されます。
私が普段使っているPCはビジネス向けのものですので、グラフィック性能はあまり
高くはありません。
セカンドライフをインストールする時にPCの性能チェックが行われるのですが、
「あなたのPCはセカンドライフの基準を満たしていません。」という冷酷な
メッセージが表示されます。
それでもインストールは完了するのですが、セカンドライフを動かしてみると
画面の動きがぎこちなく、快適というわけにはいかないんですね。
これはセカンドライフの普及が伸びない大きな要因です。
今後はビジネスユースでもグラフィック性能が要求される場面が多くなるはず
ですので、将来的には解決されると思うのですが、現時点ではグラフィック性能の
高いPCを購入するか、グラフィックボードをアップグレードしないと、快適に
セカンドライフを楽しむことはできません。
セカンドライフの日本語版がリリースされた直後はトヨタなどの大企業がこぞって
SIM(セカンドライフに作る島です。)を開設したのですが、近頃は閑散として
いたり、撤退した企業も多いようです。
米国ではセカンドライフを利用する自治体が多いとのことです。
住民にサービスを提供するというのも有ると思いますが、主に内部での会議や
情報交換に使われるていることが多いようです。
IBMはセカンドライフを含む3次元インターネットに力をいれており、2009~2010年
を普及期と位置づけて研究と試行を重ねているようです。
IBMの役員は全員がセカンドライフのアバターに登録していると、前述のSさんが
話していました。
初期のセカンドライフでは製造・メディア・流通の企業がこぞって参加していまし
たが、最近では金融・証券・保険業界が顧客とのコミュニケーションの場として
利用しようとしています。
私はSkype(IP電話)をコミュニケーションツールとして日常的に利用しています
が、近い将来(1~2年内)にセカンドライフ(あるいは同等の仮想世界)がそれに
変わると思っています。
セカンドライフの会議室でアバターを通じて会議を行い、プロジェクターやOffice
アプリケーションを使ってアイデアを創造するのです。
そんなことに想いを巡らせていると、なんだかわくわくしてきますね。
■□編集後記--------
セカンドライフの中ではアバター(仮身)として活動するのですが、面白いことに
気が付きました。
ある店を訪れた時にテーブルの上に”ダンス何とか”と書いてある箱が置いて
あって近づくと「クリックしなさい」表示されたので、クリックするとアバターが
踊りだしたのです。
ところがいつまでもダンスが止まらない。
直ぐには止める方法が判らなくて、とても慌てました。
自分自身ではないので、どうでもいいように思うのですが、突然そういう状況に
置かれると、自分自身に降りかかっているように振舞ってしまうようです。
前述のSさんも、セカンドライフを始めたころに、操作を誤って裸になってしまい
パニックになったそうです。
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最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
で は、ま た 次 号 も 是 非 読 ん で く だ さ い !
次号は6月5日発行の予定です。
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